共働き世代の家づくり


内閣府の「男女共同参画白書 令和4年版」(2022年)によると、専業主婦(夫)の世帯は減少し、共働き世帯は増加中です。2001年から2021年までの20年間で約1.5倍増え、夫婦のいる世帯全体の約7割を占めています。

共働き世帯は毎日が慌ただしく、家事に費やす時間が限られています。家にいる時間は家事にかける時間をなるべく少なくし、家族との団らん時間やリラックスする時間にしたいですよね。


我が家も共働き、夫は単身赴任中。頼れる両親も近くには住んでいないので、四六時中ワンオペ、二人の子供のママがお伝えする、 注文住宅だからこそ出来る、「家事時間を減らすアイディア」を弊社の施工事例を参考にしながらお伝えします。

※我が家は賃貸一軒家。


洗濯


筆者の場合は、洗濯物を集め、洗剤を入れ洗濯準備をするのに3分、干すのに10分、取り込み畳むのに7分、収納に5分。毎日合計25分を費やしています。その間、一階二階とバタバタ往復(筆者の場合)この時間とバタバタを少しでも減らしたいと思いますよね。家づくりで出来る事として、ランドリールームの工夫があります。


洗面所と脱衣所を分け、脱衣所兼ランドリールームにするのも一つの案。ランドリールームにガス乾燥機を設置し、乾燥機にかけられない衣類はランドリールームのハンガーパイプにかけ、干す。畳むのはランドリールームにある造作テーブルで、この造作テーブルでアイロン掛けの可能。収納はランドリールーム内の棚かファミリークローゼットへ。


ランドリールームを二階にした場合、ファミリークローゼットの隣に配置すれば「しまう」のがとっても簡単、乾いたお洋服をハンガーのままクローゼットに移動するだけです。

夜のうちに洗濯物をするのであればランドリールームにサーキュレーターを天井から設置したら部屋干し臭も軽減されます。 間取りを作成する際にサーキュレーター用のコンセントを計画することも可能、配線もスッキリ。


掃除


子供の食べこぼしやどこからか持って帰ってきた砂、ドライヤーを掛けるたびに落ちる髪の毛、生活しているだけで床が汚れてきます。掃除機を毎度かけるのも面倒で週末にまとめてお掃除、なんて方も多いのでは。


そこで、お助けマンとして、登場するのはロボット掃除機。最近では拭き掃除もしてくれる機種やごみ捨てまで全自動の機種も。


この寝室のように一段高くなっている場合も下の収納を引き出せばロボット掃除機が通るスペースが出来、掃除も楽になりますね。



ロボット掃除機は生活感が出るので、収納場所をあらかじめ決めておくのも必要ですね。

家づくり中どんな掃除機を使い、どこに収納するのかも、考えてみてください。


まとめ買い


我が家はまとめ買い派。

ふるさと納税の返礼品で洗濯洗剤やトイレットペーパーを頂いています。他にも長期保存できるゼリーや缶詰もまとめ買い。置き場所に困ることもしばしば。


ロフトのような専用の収納スペースを作るのも一つ。

このスペースがあれば、置き場所に困ることがなくなります。


ロフトのような大きなスペースが必要なければキッチンには大きめのパントリー、玄関にはシューズクローゼットなどそれぞれの場所で広めの収納スペースを確保するのもいいですね。そこに、造作可動棚を作り、収納したいものに応じて高さを調節し、スッキリ収納することができます。


こちらのお宅は玄関→シューズクローゼット→パントリー→キッチンと繋がる動線でお買い物帰りの動線が最高です。

まとめ


1.洗濯

 ランドリールームを設ける、洗濯動線を最短に。

2.掃除

 ロボット掃除機の基地

3.まとめ買い

 広めの収納スペースや大型パントリー

共働き家庭の生活を快適にするために、家事を効率化する工夫は欠かせません。弊社の注文住宅ならではのアイデアを取り入れ、より快適な住まいを一緒に実現しましょう。



アーキスタジオgrowでは、建築家が最初から最後まで一貫して担当するので、思いが伝わりやすく、叶えやすいです。半田市を中心に、お客様一人ひとりの“暮らしやすさ”を丁寧に形にしてきました。


共働き家庭にあった間取りを提案することも可能です。生活スタイルや困りごとに合わせて、家族のニーズに応える間取りを検討しましょう。共働き家庭が快適に過ごせる住まいづくりをサポートします。


土地の条件やご予算、家族構成に合わせて、世界にひとつだけの家づくりをお手伝いさせていただきます。


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